ハンス Ｊ.ウェグナー展連載企画　第3回

CH20ことエルボーチェアをご紹介させていただきます。

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1956年にデザインされながら製品化に至らなかったハンス J.ウェグナーの椅子が

2005年にカールハンセン&サンより“CH20 エルボーチェア”として復刻。

56年当時このエルボーチェアは費用、技術面から量産に結びつかず

プロトタイプを製作しただけでその役目を終えてしまった。

しかしながら復刻をのぞむ多くの声に後押しされ、半世紀の時を超えて待望の復刻となった。

CH20 エルボーチェアはカウホーンタイプのアームや、

スタッキングした時も美しさを損なわないよう、的確にデザンされたラミネートの貫など、

美しい日用品を追求したウェグナーのイデオロギーが集約された椅子である。

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無駄を削ぎ落とした完璧なフォルムです。

最小限の部材でつくられたこの椅子からは、シンプルでありながらも力強さが伝わってきます。

先へ向かうにつれて細くつくられた脚や肘、座面裏の曲線など細部の仕上がりも美しいです。

シートの張り替えも比較的行いやすく、器用な方でしたらご自身でできてしまうのではないでしょうか。

エルボーチェアは5月に開催致しましたSTYLE’S STYLE WORKSでの主役を務め

織物の町、桐生の生地を纏っておりました。

絶妙なアームが様々な姿勢を支えてくれるので、長時間座っていても疲れません。

ぜひ一度お試しください。

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Vol.2 Velrt chair

Vol.1 Peacock chair