こんにちわ。
いつもSTYLE高崎店のブログをご覧いただきありがとうございます。。
本日は、今も変わらず愛される、名作椅子。
Yチェア。
その良さをもう一度!!
再々再確認したいと思います。はい!!
Yチェアはハンス. J. ウェグナーによってデザインされ、1950年から生産され続けている名作チェアです。
アルファベットの「Y」の字に見える背もたれの形状から、「Yチェア」の愛称で世界中で親しまれるようになりました。
Yチェアの発端は中国の椅子に座るデンマーク商人の肖像画。商人が座る明代の椅子がデザインの起源となっているそう。
素晴らしい使用感と使い勝手、そして特徴的なラインを描く美しいフォルム。
アームと背が一体となったデザインは当時ではこのYチェア以外なく、画期的なデザインだったようです。
椅子に求められる機能性と見た目の美しさを同時に満たす椅子、と多くの人が評価するCH24、Yチェア。
CH24の完成に必要な製作工程は100以上。
しかもそのほとんどが職人の手を通して作られています。
座面にペーパーコードを張る作業は、熟練した職人でも1時間を要する重要な工程。
私も昔、研修で実際にペーパーコードを張らせて頂いたことがあります。
かなり力のいる作業で、ずっとコードを引っ張っていると手も痛くなりますし、
均等に張る為に力を加減しなくてはならず、繊細な作業でした。
頑張っても均等に張ることは難しく、緩んでしまったのを覚えています。
1脚あたり、120メートルの強度と耐久性に優れたペーパーコードを使用し、職人の技により
均等に張られ、長年にわたって使用できる座面を作り上げています。
ペーパーコードならではの優しい触り心地、座っているうちに柔らかく風合いが増すのも
Yチェアが愛されるポイントです。
Yチェアの特徴でもある、背もたれとアームが一体となった丸みのある曲線部分。
どのようにつくられているかご存じでしょうか??
実はこの部分、一本の無垢の丸太を高温のスチームで蒸して木を柔らかくして
背もたれの形の型にはめ、硬化させてこのカーブをつくっているんです!!
こんなに太い木を曲げる!?
想像することも、やってみようなんてことも思いつかないですよね。
凄いことを考え付く人がいるもんだ!!
その人はこの方です。。
デザイナー
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