こんにちわ。
いつもSTYLE高崎店のブログをご覧いただき有難うございます。
先日、植物が入荷いたしました。
大鉢もいくつか入りまして、お店がGREENGREENしております。
植物のお世話をしていて思うのですが、どうしてこんな模様になったのか?
出てくる葉によって、色や模様が違うのは何故なのか??
とっても面白いなと思います。
どうしてこんな模様になるのか、皆さんも気になりませんか?
観葉植物の葉はたいてい緑色をしていますが、異なる色が混じるものがあります。
この緑色ではない場所を指して「斑」と呼びます。
斑の色は、白や黄色が多いですが、植物によっては赤やピンクなど、鮮やかな色が混ざるものもあります。
斑は、葉の中央部分に入ってグラデーションをつくったり、葉の周りをフリルのように縁取ったり、
水玉模様のように散ったりと、出方もいろいろです。
(こちらは、ピンクや白の葉や斑入りを見せてくれる ホヤ・リップカラー)
斑の部分が、緑色をしていないのには理由があるそう。
葉には通常「葉緑体」と呼ばれる細胞の小さな器官が集まっており、。
葉緑体がたくさんある葉が緑色に見えるのです。
斑が緑色でないのは、葉緑体を持たない部分、もしくは著しく少ない部分だからだそうです。
髪の質が家族代々受け継がれていったり、隔世遺伝で変わったりしますよね。
葉に入る斑も同様、親株の特徴を引き継いで斑が入るケース。
遺伝子の変異や欠損により、葉緑体を構成する仕組みが影響を受け、斑入りが生まれるケース。
なぜ遺伝子に異常が起きるのかは解明されていないとか。
植物がウイルスに感染することによって、斑入りが誕生するケースもあるらしいです。びっくり!!
本来であれば病気ということなのですが、斑が美しい場合、そのまま斑入りとして扱われることがあります。
斑入りの植物のメカニズムは、まだすべてが明らかになっていないようですが、現在は、ある程度大量に育てられるようになり
園芸品種として多く流通するようになったようです。
だから斑入りと呼ばれる子は価格が高かったり、あまり出回ってなかったりするんだーと、調べてみて納得!!
同じ柄を規則正しく表現する子もいれば、気まぐれに色や模様を変えて新芽を出す子もいて、
植物好きのわたくしとしては、テンションが上がって、かなりの確率でそういった子をお迎えしてしまう訳です。
こちらはフィロデンドロンプリンス。黄色にオレンジ、緑の葉のコントラストがとても美しい!!
こちらもフィロデンドロン バーキン。細い筋のような斑が細かく入る美しい葉の持ち主。
こちらは大理石のような模様が高級感を醸し出す、スキンダプタス トレビー。
こちらもスキンダプタス プラチナ。パールがかった葉が品良くクールです♡
こちらはペペロミア ラグラス。小さな葉にしっかり3本ラインが入ります。茎が赤みを帯び、葉をより引き立てます。
こちらはカラテアタイビューティー。裏は紫の同じ柄が入っています。カラテアは表裏で葉の色が違うのが面白いですね。
こちらは大きな葉が特徴的なアンスリューム クラリネムリューム。花は地味ですが、綺麗な葉を楽しむ事ができます。
不思議な植物の斑入りのメカニズム。
何を思ってこの柄の新芽を出してきたのか?
なんて植物は、何も思っていませんが?((笑))
興味を掻き立てられる斑入りや模様のある植物達!!
これからも目が離せません☆
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