みなさま こんにちは
先日、やっと行くことが出来た展示会の内容を少しだけ
ご報告させて頂きます。
その展示会の題名は、東京都現代美術館で開催されていた
「クリスチャンディオ-ル・夢のクチュリエ」展
世界各国を巡回した「ディオ-ル」の回顧展
普段、個人的にはあまりなじみが無い「ディオ-ル」ですが
本国のフランス〈パリ装飾芸術美術館〉で開催されていたのより今回の東京の方が
見応えがあるとテザインジャ-ナリストの山田泰臣さんも言っておられたし
朝8時頃から並びなんとか当日券を手にして
無事に体験することが出来ました。
内容は、
■1947年「クリスチャンディオ-ル」デビュ-作の「ニュ-ルック」を象徴する
「バージャケット」から始まり
(丸みのあるなだらかな肩、細く絞ったウエスト、ゆったりとしたロングスカートのシルエットは、マスコミからニュールックと呼ばれ、ファッション界の話題を独占しました。しかし戦後の物資不足のなかで生地を贅沢に使ったニュールックはたちまち抗議運動が巻き起こったりしたとか)ただアメリカではフランス的エレガンスに憧れる女性たちから圧倒的に支持されたそうです。
また、
■日本とディオ-ルの関わり
私は知らなかったのですが日本に進出した最初のファッションブランドで帝国ホテルでショ-を開催。正田美智子様の結婚式用のドレス3着を製作したのはディオ-ル。
ディオ-ルは、伝統と高度に洗練された職人の技術に深い敬意を払っていて日本も同様に伝統と技術への深い尊重がありその意味でディオ-ルと日本は、深い繋がりがあるそうです。
(日本でファッションショ-が開かれた時のドレス)
そんな70年もの回顧展。
■ディオ-ルのものづくりに迫る幻想的な展示空間を構成したのは、
アメリカ・ニューヨークで建築事務所OMA代表を務める建築家、重松象平さん
重松さんは、本展の構成を非日常的なオートクチュールの数々を舞台美術のアプローチで見せることに決めたそう。重松さんの思惑通りに美術館内の白い箱がテーマ事に美術館の天井や壁が覆い隠され私たちを魅了していきました。
どの部屋も壁や天井を覆いつくす素材や色や展示方法が異なり感激してたのですが何といっても私が圧倒的に感動したのは美術館の地下2階から3階を貫く巨大な吹き抜けに展開された「ディオ-ルの舞踏会」です。写真ではこの壮大さが伝わりにくいと思うのですが
造作された傾斜した壁に数々のドレスをまとったマネキンが立ち並ぶ
巨大な展示方法。何度かこの美術館には訪れていますがこんな大胆な展示方法は、
初めてです。
■ディオ-ルと椅子
「ディオ-ル」を代表するアイコニックなアイテムの一つ。ルイ16世様式の楕円形の背もたれを持つ椅子「メダリオンチェア」があります。クリスチャン・ディオールが1947年に行ったショーでゲスト用に用意した椅子としてメゾンを象徴し、ブティックでも使用されるほか、香水のボトルや広告のビジュアルなどで、現在もよく使われるモチーフだそうです。
「地味でシンプル、そして何よりもクラシックでパリらしい」と、クリスチャン・ディオールはその椅子を表現しました。
2021年の「ミラノ・デザインウィーク」で大きな話題を集めた「ディオール」による展覧会。この「ディオール メダリオンチェア」のアイコニックな椅子を17人のアーティストやデザイナーに「メダリオンチェア」の新たな解釈を依頼した中のデザイナー吉岡徳仁の椅子が展示されていました。
「Medallion of Light」
吉岡徳仁は、光を素材ととらえ、364枚の透明なプレ-トを積層させて椅子を製作したそうです。。繊細なディオ-ルのドレスにとても合っていました。
私ならどの家具をご提案するか
恐れ多いのですが勝手に考えながら歩いていたのですがやはり「PORADA」でしょうか。
色は白か黒か・・
今回の展示会の写真を担当された高木由利子さんの撮影動画があったのですが、デザイナ-の方が人が着て動く全体像を計算しつくされたデザインがされているだけあって服ってマネキンが着ているよりも人間が着て動いている姿が本当に美しいですね。
家具ですと「ハンス・J・ウェグナ-」の言葉。
「椅子は誰かが座って初めて完成する」
座り心地や耐久性、座り方、全体像を把握しての椅子。
今回の展示会をみて
そんなお客様の生活スタイルを把握して家具をご提案していきたい。
お客様が何度もお店に来られても飽きない感動するお店づくりを心掛けたいと思っております。
宜しくお願い致します。
スタッフ一同
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