2018.01.07|
WORKS
【法人インタビュー】スタイルのコーディネートはいかがでしたか?
STYLE法人事業部では、ハウスメーカーやマンションデベロッパーが取り扱う、個人邸や集合住宅に最適なプロダクトをご提供しています。また、モデルハウスやオープンハウス、個人邸へのディスプレイスタイリングも行っております。
今回STYLEがコーディネートを行ったモデルハウスの担当者である武部様に、実際にご依頼していただいた後の感想をお伺いしてきました。
(写真左がSTYLE法人営業部 前原、右が大賀建設 武部様)
STYLE法人営業部 前原(以下、M):まずはタケベ様の仕事内容を教えて下さい。
大賀建設 武部様(以下、T):私は商品開発係をしておりまして、住宅のデザインや間取り、住宅の仕様や構造その他、お客様の喜びに繋げるための、基となる住宅商品づくりを行っております。その他に、モデルハウス・展示場の仕事もしています。こちらはお客様に提案しやすいような環境づくりが仕事になります。
M:どういった経緯で弊社をご存じだったのですか?
T:アクタスはもともと知っていました。御社のことも、以前に伊勢崎と高崎の展示場に家具を入れていただいたことは知っていました。数年前にハウスメーカーの間でアクタスショップを展示場に併設するというブームがあったのですが、当社でも調査していた折り、アクタスから御社をご紹介いただきまして、前橋吉岡ショールーム(モデルハウス)のディスプレイをお願いしました。地元の家具屋さんに依頼すれば地場も盛り上がりますし、ぜひとコラボしたいと。その後、その他のショールームのインテリアもお願いしました。
M:ハウスメーカーのショールーム(モデルハウス)というと大衆受けするようなものが多いですが、御社のショールームはニッチな訴求をしていますね。
T:そうですね、LA VING(ラ ヴィング)は、「モダン」「カントリー」「ジャパニーズ」とデザインに特化させたインテリアブースを3つ作り、3つの選択肢があればいずれかでお客様の理想の家づくりに近付けるだろうと考えて作っています。あまり特徴がないものを作ってもつまらないですし、特徴を出した上でお客様に選んでいただきたいと考えています。
M:その狙いはいかがですか。
T:おかげさまでお客様が増え、地元では弊社の名前が広まってきつつあります。
M:ショールームのインテリアを弊社にお任せいただきましたが、仕上がりはご期待通り、イメージ通りでしたか?
T:イメージ以上、期待以上の仕上がりでした。特に、前橋吉岡ショールームは評判がいいです。ビンテージテイスト、ブルックリンスタイルでまとめているんですが、それに合せた家具を上手く入れていただけました。こちらからあれこれリクエストも多かったのですが、とてもバランスよく作って頂けたと満足しています。こちらの希望を全て聞いてもらっていたら、とてもあんな素敵な空間にはならなかったのではないでしょうか。お客様からの反応も非常に良くて、共感していただける方が増えています。ショールームが気に入って契約して下さる方も、ありがたいことにいらっしゃるようです。
M:もう一つのショールームはいかがですか?
T:こちらはほとんどお任せでしたが、こちらもとてもいい空間になりました。
M:こちらの意見を通しすぎたかもしれませんね(笑)。
T:いえ、シックにまとめ、遊ぶところは遊び、外すところは外して、とてもカッコいい空間になったと思います。こちらのエリアは研究職に就いていてこだわりのある方も多いのですが、そういった方にも響く、しっかりした世界観のショールームができたと思います。実際に住んだときの生活イメージが湧きやすい、よいショールームができたかと思います。
M:ドラムセットが置いてあるのが素敵ですね。
T:あそこは趣味や遊びをイメージしたプレイスペースとして作った空間です。ただ家具がおいてあっても動きが少ないかと思い、趣味性がより出せるドラムセットを置いてみました。意外とマッチしました。あそこは、あれくらいボリュームがあったほうが空間が生きるように思います。同じ楽器でもギターだとスペースに間があきすぎてしまうかもしれません。
M:最後に、タケベ様が考えるインテリアに対する希望、思いをお聞かせください。また、インテリアを考える際にどのような考えでいらっしゃいますか?
T:一番意識しているのは、「見た目に響く」ということです。おしゃれな家なら、おしゃれだなと一般のお客様がひと目で感じられるような見せ方をするようにしています。私たちは作品ではなく、一般のお客様の家を作るわけですから、あまり難解になりすぎないインテリアを心がけながらも、その中で特徴や個性が出ることを目指しています。
M:面白いと思ってもらえないと立ち止まってくれませんよね。
T:そうですね。店鋪の展示の仕方に関しても、家具屋さんのようにソファコーナーとかダイニングコーナーを設けるんじゃなくて、生活のスタイルがイメージできるように工夫しています。おしゃれだなと感じてもらうと同時に、お客様が生活のイメージを膨らませることができるようにしていますね。ここは何をするスペースかということを具体的に見せつつ、お客様の生活イメージを膨らませ、飛躍させて、お客様のご期待以上の家づくりへと導く手助けになれればと思っています。
M:なるほど。私どももお客様からこういう感じに・・とお話頂いた通りにはやりません。それですと、お客様に完成形がイメージできてしまうので、つまらない。自分で、こうしたらもっとよくなるだろうと意識しながら、常にお客様の期待以上にできるように心がけています。本日はどうもありがとうございました。
【取材協力】
大賀建設株式会社
営業推進部 営業課 商品開発係
武部 元昌 様
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